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- 国家資格とは、その名のとおり、国の法律に基づいて定められている資格のこと。その資格を持っていないと特定の業務を行えなかったり、名乗ることができないなど、法律によって一定の社会的地位が保証されているのが魅力。その道のプロとして独立開業しやすい資格も多い。
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- 総合事務所 ブレイン代表
北村 庄吾 先生
- 社会保険労務士・行政書士
総合事務所ブレイン、(株)ブレインコンサルティングオフィス代表
平成3年に、弁護士・税理士・司法書士などの国家資格者の総合事務所「BraiN」を設立。「知識を知恵に代えて提供する」「資格業はサービス業である」をモットーに現在200社以上の顧客先を持つ。近年は、年金問題にも積極的に取り組み、「年金博士」として、テレビ・雑誌で活躍中。主著に「はじめての起業成功ガイド」(日本実業出版社)などがある。
http://www.e-brain.ne.jp/
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- 不況による将来への不安から資格取得を目指す人が平成11年頃より急速に増えましたが、この数年はどの資格も受験者数は横這いで落ち着いています。とくに最近は多くの資格で年齢や学歴などの受験制限が軽減されているので、めざしやすくなっているといえるでしょう。
国家資格は、企業内でステップアップしたり、独立開業したりなど、何か自分を変えようと思ったときに有効な手段の一つです。実際、私自身も社会保険労務士と行政書士資格を取ったことで、実務経験ゼロから独立開業することができました。資格は取ってからがスタートです。開業して成功するためには、その分野の仕事に興味がある、好きであることが大切ですね。


- かつて弁護士や司法書士、税理士、社労士、行政書士などの“士業”は、報酬基準が定められ、宣伝広告も禁止されていました。しかし、規制緩和の流れの中で、料金は自由化、広告宣伝も解禁となりました。つまり、資格の世界もようやく自由競争となったわけです。
ところが、昔からの型にはまった仕事をしていればいいという視点から抜け出せていない先生方が非常に多い。ここに、独立開業で成功するヒントがあります。
例えば、他の弁当屋と同じ「のり弁当」を売っていては、後から参入した弁当屋は新規のお客さんを獲得するのは難しい。ですが、「のりタルタル弁当」にしたら、お客さんは興味を持ってくれるかもしれない。士業もこれと同じ。顧客のニーズを考え、一工夫することでいくらでも参入の余地はあります。私は有資格者を対象にプロゼミという開業塾を開き、このような話をしているのですが、すでに150人開業して30人は1000万円プレーヤーとなっています。そのくらい資格の業界は、まだまだチャンスがありますね。

- 独立開業では、実務経験を持った人ほど、その経験が強みとなるのでおすすめです。例えば、営業経験者は成功例が多いですね。営業努力を怠る先生が多いため、営業をかけるとアッという間に仕事を取れてしまうことがあるようです。また、元トラック運転手の社労士が業界知識を活かして運輸業を中心にコンサルティングをしたり、人事部で新入社員や階層別の研修を担当した経験のある社労士が、手続き代行と研修をセットにして中小企業に売り込むなど、実務経験を活かしたオリジナルのメニューで成功している事例もたくさんあります。都心部だけでなく、仕事が少ないと言われている地方も同様で、開業3年で200坪の自宅兼事務所を建てるほどに稼いでいる人がいますね。
資格業は特別なものではなく、お客さん相手のサービス業です。中小企業の社長さんは親身になって相談にのってくれ、自社に有益な情報を与えてくれる人を望んでいます。その懐に入っていける人柄と知恵をもっているかどうかがポイント。いい経営者の心をつかむと、士業というのはどんどん紹介で仕事が広がっていくんですよ。
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