国民全体に奉仕する。安定した収入で高い人気!

民間企業のように利益の追究を主たる目的とするのではなく、国民全体のために仕事をするのが国家公務員。その魅力は、男女差のない人事システムと、民間企業に比べて身分や収入が安定していること。仕事のやりがいも大きく、非常に人気は高い。
 国家公務員の採用は、臨時的な仕事をする非常勤職員を除き、原則として試験により行われる。一般によく知られている採用試験には、国家公務員T種、同U種、同V種がある。T種は各省庁で幹部候補として活躍する、いわゆるキャリア組。U種は各省庁の中堅幹部候補。V種は省庁の初級職員として、事務や技能などの仕事を行う。ほかに、国家公務員の試験には、国税専門官、労働基準監督官、法務教官、刑務官、航空管制官、外務省専門職員、防衛庁職員、国立国会図書館職員、裁判所事務官、家庭裁判所調査官補T種がある。それぞれ業務の分野が異なるので、めざすにはどの職種に就きたいのかを明確にすることが大切だ。
 国家公務員試験では、最終合格が公務員採用に直結するわけではないので気をつけよう。例えばT種試験の流れを見ると、まず人事院が官報によって試験の実施を公示し、受験の申込を受け付ける。1次試験、2次試験(筆記)を実施し、合格者が決定すると、採用候補者名簿が作成され、その写しが各省庁にまわされる。そこで合格者が各省庁から呼び出され2次の個別面接が行われる運びとなっている。つまり、採用候補者となり、省庁の面接を受けるには、試験の成績も重要だが、試験合格後、事前に官庁訪問をして自己アピールしておく必要があるのだ。
 最近では民間企業を経験した既卒者も国家公務員として採用する動きが高まっている。社会人が受験するなら、希望する分野を絞り、前職と関連づけて志望動機を語れるようにしておくことが大切だ。

稼げる度

20万2496円+諸手当
06年4月1日現在のT種行政職(一)の初任給

資格団体名

(国家公務員、国税専門官、労働基準監督官、法務教官、刑務官、航空管制官)人事院各地方事務局  (外務省専門職員)外務省大臣官房人事課採用班  (防衛省職員)防衛省大臣官房秘書課採用試験室  (国立国会図書館職員)国立国会図書館総務部人事課任用係 (裁判所事務官・家庭裁判所調査官補T種)最高裁判所事務総局人事局任用課試験第二係  

問い合わせ先

外務省03-3580-3311(内線2131)  防衛省03-3268-3111(内線25001、25002) 国会国立図書館03-3581-2331(内線20420)  最高裁判所03-3264-8111(代) 

基本DATA:国家公務員
受験資格

試験区分によって年齢制限の規定は異なる。学歴は問われない。

受験費用

受験料は無料。ただし試験の実施都市が限られているため、受験地までの交通費は必要。

試験時期

試験区分によって異なる。06年度のT種試験は、1次が4月30日に、2次の筆記が5月21日、人物(個別面接)が5月25日〜6月9日に行われた。

合格率

6.1% T種(06年6月) 

資格開始年

資格合格者数

取得期間の目安

1年〜 (T種の場合)

※この情報は2007年6月時点のものです

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